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ガンツウ

ガンツウは、瀬戸内海に浮かぶ小さな宿です。建築家・堀部安嗣氏のデザインによるシルバー色の船体には、わずか19室の全室テラス付きの客室があり、海の見える鮨カウンターや檜の浴槽とサウナのある浴場も完備されています。客室は全室瀬戸内海を一望できるスイートで、海面からの距離が近く、海との一体感を存分に味わうことができます。お食事に関しては、「お好きなものを、お好きなだけ」というコンセプトのもと、和食の監修を務めるのは東京の「重よし」の佐藤憲三氏で、シンプルかつ洗練された料理を提供しています。メインダイニングには、海を眺められる6席の鮨カウンターがあり、地元の海でとれた旬の魚介を中心に、淡路島「亙(のぶ)」の坂本亙生氏監修のせとうちならではの鮨が並びます。また、洋食にもこだわり、オリジナルのカレーやカニクリームコロッケなど、どこか懐かしい定番のメニューも提供しています。カフェでは、オリジナルブレンドコーヒーや柑橘のフレッシュジュースなど、地元食材を使用したドリンクが楽しめます。季節ごとに移ろいゆく瀬戸内海の風景と一体になり、「ただ、過ぎゆく時を愉しむ」、穏やかでのんびりとした旅をお楽しみいただけます。

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